欧州規格 EN10025-2 規格では、この 2 種類のグレードを混同する人が多くいますが、違いはありません。この 2 つのグレードは S355J2 と S355K2 です。

S355J2とS355K2は成分は全く同じで、降伏量は355MPa、その他の特性も同じです。ただし、-20 ℃での衝撃エネルギーが S355J2 では 27 J 必要であるのに対し、S355K2 では 40 J が必要であることに注意してください。規格では鋼材の板厚が150mmを超える場合、S355J2の要求は27J、S355K2の要求は33Jと規定されていますが、当社の一般製品で板厚150mmを超える圧延材は稀少なため、 S355K2の要件は40Jです。